column

お役立ちコラム
便利アプリ
2025年06月02日

確実な連絡手段の切り札。ZendeskからのSMS配信を実現する「メディアSMS-Zendesk連携」アプリ

「メールがなかなか読まれない」「電話に出てもらえない」。顧客への確実な連絡手段について、お困りではないですか?

今回ご紹介するのは、Zendeskと連携してSMS(ショートメッセージ)配信を行うことができるソリューションです。高い到達率と即時性を活かし、顧客対応の精度と効率をアップできる「メディアSMSチャンネルインテグレーション」アプリについて、その機能や利用メリット、目安料金を中心に解説していきます。

99.9%の圧倒的な到達率。ZendeskとSMS配信を連携するメリットを解説

エクレクトが提供する「メディアSMSチャンネルインテグレーション」は、Zendesk上でのSMSの送受信が可能になるアドオンアプリケーションです。

このアプリケーションには、用途に合わせた2つの利用モードが用意されています。
単方向モード:Zendeskからお客さまへSMSを送信することが可能
双方向モード:Zendesk側、お客さま側、双方からのSMSの送受信が可能

▼主な機能
・Zendeskのチケット画面から顧客にSMSを送信
・Zendeskのトリガや自動化機能と組み合わせてのSMSの自動送信
・SMSの送信(到達)履歴のチケット画面上での把握
・SMSを利用したZendeskでの問い合わせの受信と返信対応(双方向モード時)

単方向連携のイメージ。SMSの送達結果はチケット上の[社内メモ]に更新されます。

▼導入メリット
メディアSMSとZendeskを組み合わせることで、以下のような価値が得られます。

1. 顧客に確実性高くメッセージを届けられる
SMSはメールよりも開封率が高く、スマートフォンに直接届くため、情報伝達の精度が向上します。

2. 定常作業の自動化など業務の効率化
Zendeskのトリガ機能と組み合わせることで、チケットのステータス変化に応じてSMSを自動送信する運用も可能です。

メールと同時にSMSを送ることで、メールを見逃してしまいがちなお客さまへのフォローや、メールが届かなかった場合の補助的な確認手段としても活用できます。

3. やりとりの一元管理
Zendesk上で顧客とのSMSの送受信内容を他の問い合わせと同様に管理でき、SMSを問い合わせチャネルの1つとして利用できるほか、過去の対応履歴の見落としも防げます(双方向モードでのご利用の場合)。

双方向連携のイメージ。SMSを介してお客様とチャットのようにやり取りが可能です。

国内法人6,400社以上が利用する「メディアSMS」とは?

Zendeskと連携可能な「メディアSMS」は、株式会社メディア4uが提供する法人向けSMS送信サービスです。2011年のサービス開始以来、SMS認証によるセキュリティ強化や、業務連絡のためのショートメッセージ配信など、業界を問わず多様な用途で利用されています。

また、日本国内の主要携帯4キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)と正規に接続されており、到達率は99.9%(※メディア4u調べ)という高い実績を誇ります。その信頼性から、企業・自治体をはじめとする6,400社以上の国内法人に導入されています。

メディアSMS は国内法人SMS市場において4年連続シェアNo.1。(出典:2024年1月発行のミックITリポート/デロイト トーマツミック経済研究所) 

料金について

以下は、メディアSMSおよび連携アプリをご利用いただく際のご料金の目安です。
実際の金額は、ご利用のモードや設定内容、利用量によって変動しますので、詳細は個別にお問い合わせください。

項目単方向モード双方向モード
メディアSMS初期費用原則不要要お問い合わせ
メディアSMS月額費用原則不要
55,000円/月〜
メディアSMS送信料10円以下〜/通
※キャリア、文字数等で変動

同左 + 受信数円/通〜
※キャリア、文字数等で変動
アプリ初期設定費用要お問い合わせ
(不要な場合あり)
要お問い合わせ
(目安250,000円〜)
アプリ利用料1エージェント100円/月
(年払い時) 
同左
※双方向モードの利用には、Zendesk Suite Growthプラン以上のご契約が必要です。  
    

よくいただくご質問(FAQ)

Q. メディアSMSと連携アプリケーション、両方の契約が必要ですか?
 A. はい。SMS送信サービス「メディアSMS」はメディア4u社とのご契約、Zendeskとの連携アプリケーション「メディアSMSチャンネルインテグレーション」は弊社エクレクトとのご契約がそれぞれ必要です。

Q. 単方向モードから双方向モードに後から変更できますか?
 A. できません。仕組みが異なるため、再契約・再設定が必要になります。

Q. メッセージの開封確認はできますか? 
A. 開封確認はできません。メッセージの到達(開封に関わらず受信者の端末に届いたかどうか)は判定可能です。

Q. 長文SMSは課金に影響しますか?
 A. はい。SMSは全角70文字を超えると複数通としてカウントされ、メッセージ全体の文字数に応じて自動的に通数が決まり、その分の送信料が加算されます。たとえば300文字程度のメッセージは、5通分に相当する課金になる場合があります。また、送信できる文字数自体の上限もございますのでご注意ください。

Q. 送信できる文字数に制限はありますか? 
A. はい。アプリ側で送信できる文字数に制限があり、制限を超えるとオーバーした分は相手先に届きません。この制限はキャリア連携の仕様に基づいており、キャリアによって上限はおおよそ全角半角問わず、660~670文字とされています。文字数超過による事故防止のため、別オプションの「文字数、添付ファイル制限アプリケーション」との併用をお勧めいたします。

Q. SMSでファイル添付はできますか?
 A. SMSの仕様として、添付ファイルを相手先に届けることはできません。誤って添付してしまうリスクを回避するために、別オプションの「文字数、添付ファイル制限アプリケーション」との併用をお勧めいたします。

最後に

顧客に、より“届く”メッセージを、Zendeskから。
今回は、弊社エクレクトが提供するZendeskとメディアSMSとの連携アプリケーションをご紹介しました。

このアプリケーションは、顧客対応のスピードと精度を高め、メッセージがより確実に顧客に届く体験をサポートします。一方で、単方向・双方向どちらのモードを選ぶかや、送信文字数の制限など、導入前に検討すべきポイントもいくつかあります。業務フローや想定される顧客層との相性を踏まえたうえで、最適なコミュニケーションのあり方を、私たちと一緒に見つけていきませんか?

少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽に弊社までご相談ください!
▼アプリ紹介ページ
≫ メディアSMS – Zendesk連携


エクレクトは、600社を超える豊富な支援実績による知見とノウハウを元に、CX向上およびEX向上につながるサービスをトータルで提供しています。また、コミュニケーションプラットフォーム『Zendesk』のAPAC NO.1の導入実績を誇り、AWSや各種AIエンジンなどさまざまな外部システムとの連携開発をはじめ、システム設計から実装・運用まで、トータルでご支援します。

Zendeskをプラットフォームとした幅広い連携ソリューションで、CX向上を実現します。
≫ 「やりたい」をかたちにする エクレクトのCXソリューション

お役立ちコラム

お役立ちコラムへ

トップに戻る