column

お役立ちコラム
Tips
2022年05月30日

ZendeskからChatworkへ通知する:ノーコードでの設定方法

本コラムでは、Zendeskを利用する上でのコツやTips、サービスのアップデート情報などをご案内しています。
今回は、日常業務で使用されている企業も多い「Chatwork」への通知方法についてご紹介します。

Chatworkのサービス連携ガイドより

Chatworkが公開しているサービス連携ガイドによると、残念ながらZendeskとの連携については掲載がありません。ですが、Gmailとの連携(受信したメールをChatworkに通知する)について記載があるので、こちらを参考に、JSONの記述などが不要なノーコードでの実装で試してみたいと思います。

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知


<設定に際して必要なもの>
・Gmailの連携用メールアドレス
・Zapierのアカウント(Zapierは、サービス間の連携を自動でおこなうためのツールです。無料でも利用できますが、月当たりの利用可能量に制限があります。自社の利用量と相談して、プランをご選定ください。)

※具体的な実装方法は、以下のガイドをご参照ください。

▼参考ドキュメント
Chatwork | サービス連携ガイド Gmail
Zapier | The easiest way to automate your work

具体的な設定例

今回は「Zendeskでチケットが新規作成されたことを、Chatworkに通知する。」というシンプルな連携を試します。

<Zendeskのメールターゲット&トリガの登録>
以前のコラムでは、Webhook機能を利用しましたが、今回はメールターゲット機能を利用します。
用意したGmailの連携用アドレスを登録したら、次はトリガの設定です。

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知

事故防止の観点から、連携専用のメールアドレスを用意いただくことをおすすめしますが、Gmailのエイリアスを利用することもできます。(添付の画像では、abc+任意の文字列@example.comのようなアドレスで設定をしてます。)

では、チケットが作成されたタイミングでメールターゲット宛にメールを送信するトリガを設定します。

工夫するポイントは、配信するメールの本文です。
後ほど設定するChatworkへの通知内容に、この本文がそのまま転載されるので、チケットの件名や担当者などの情報は、プレースホルダを使用して作成します。
※今回は検証用なので、チケットの件名にChatworkの文字列があるものにだけ発動するような条件にしています。

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知

▼参考ドキュメント
Zendesk Support プレースホルダリファレンス

<Chatworkとの連携設定>
下準備が整ったら、Zapierを使った連携設定をおこないます。
詳細な設定手順は公式ガイドを参照いただき、本コラムではポイントだけご案内していきます。

メールターゲット宛に新着メールが送信されたことを通知するので、Trigger EventはNew Emailを選択します。

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知

連携専用のメールアドレスを用意された場合には、一律新着メールを送信でも構わないと思いますが、今回はエイリアスを利用しているので、Gmailフィルタ機能で特定のラベルを付与されたメールのみ通知するように設定しています。
※Gmailのフィルタ機能で、自動的に該当のラベルが付与されるようにしています。

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知

通知先のルーム、通知するメッセージの内容を登録します。Chatwork特有の装飾タグも利用できます。

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知

実際に試してみると、新規作成されたチケットのイベント欄に、先ほど設定したトリガが発動しているのが確認できます。

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知

Chatwork側へ無事に通知されています!

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知

補足ですが、メッセージによる通知だけでなく、Zapierからタスクを作成することもできますので、ぜひ色々とお試しください。

上記の手順により、ノーコードでの実装が実現しました。本Tipsをご利用の際にはZapierの利用量の見積りを慎重におこなってください。

本コラムでは、新規作成されたチケットすべてで通知をおこなう設定をしましたが、この設定では利用量が大き過ぎるという場合もあるかと思います。そのため、実際には以下のような使い方が現実的かもしれません。

・急ぎの対応が必要なチケットのみ通知する(優先度が緊急に設定されている、など)
・二次受けのエージェントに、エスカレーションの発生を通知する

<補足>
実は、Zapierを使えばGmailを介さずにZendeskとChatworkを連携することも可能なのですが、Zendeskとの連携は、PREMIUM(有料プラン)限定となります。加えて、チケットに関するTrigger(=Chatworkに通知するきっかけのこと)がビューを起点にしてるため、少し使い勝手にクセがありそうです。よって今回は、無料プランでも利用可能なGmail経由の連携にてご紹介をしました。

Zendeskお役立ちコラム Chatworkへの通知

▼参考ドキュメント
Zapier | アプリ紹介ページ


エクレクトは、日本におけるZendeskの公認販売代理店および導入サポート企業として、最上位のプレミアパートナーに認定されています。最適なプランのご提案から導入支援、運用コンサルティング、システム連携、他システムからのデータ移行、拡張アプリケーション開発など、Zendeskに関わるすべてのサービスをワンストップで提供しています。

Zendeskをプラットフォームとした幅広い連携ソリューションで、CX向上を実現します。
「やりたい」をかたちにする エクレクトのCXソリューション

お役立ちコラム

お役立ちコラムへ

トップに戻る