– Zendeks Guideは他の用途にも使われているのですか?

篠原様:はい。社内の教育ツールとしても使っています。このメーカーに頼むときはこういうことを注意しなきゃいけないとか、引き取りを聞かれたら引き取り先はここですよとか、受発注に必要な情報はすべてZendesk Guideを使って社内FAQとして情報の蓄積と共有をしています。

辻本:検索性もあるし、社内のナレッジと社外のナレッジ、両方が管理できる。お問い合わせ頂いた内容からFAQ化していくのもやりやすいですよね。

篠原様:一緒にっていうのがいいですね。同じところでお客さま向けの情報も社内向けの情報も見られるっていうのは非常にいいなと思っています。

– Zendesk Guideをきっかけとして、今後はどのような展望をお考えでしょうか?

篠原様:今現在、ECサイトで販売してる商品は、ECで売りやすいものだけなんです。だから、「ECで売りやすい」ということが商品選定の基準になってしまっているので、本来弊社が強みとして持っている、壁紙や床材といった商材がまだ出品できていないんです。
オーダーメイドのような加工品も取り扱っているんですが、ECでご注文を受けるのは難しいので、なかなかそこまで手を出せていないという状況があります。それをいかにEC上でも展開して、かつお客さまにストレスなくご利用いただだくかというところが課題であり、今後取り組んでいきたいところです。専門商社としての豊富なノウハウを用いた、きめ細やかな対応は弊社の強みですので。

寺田:チャットやSNSで、リアルタイムに顧客と対話しながら「これがいいですよ」ってご提案ができる時代ですからね。

篠原様:そうですね。今でも多少はできています。ただ、将来もっとAIの技術が進めば、お客さまに聞かれた質問に対して、今まで弊社がためてきたノウハウを活用して、自動でお客様に回答したり、提案したりするようなことができるとおもっています。弊社としては、より法人企業さまにとって便利なECサイト運営をこれからも目指していきたいです。

– たくさんお話を伺いましたが、これからさらにどう進化されていくのかがとても楽しみです。

篠原様:そうですね、私も楽しみです。

寺田:Zendeskにしても、新しいサービスや機能は積極的に使って、ビジネスに取り込めないかを日々試してみる。テクノロジーの進化の速度はどんどん向上していますし、チャレンジを諦めたら時代に取り残されかねないですからね。そのチャレンジをご一緒に伴走できればとおもっています。

篠原様:そうですね。業界的には弊社が結構早く取り組んでいるので、できればこのまま逃げ切りたいです。

辻本:ぜひ、一緒に駆け抜けましょう!

篠原様:はい(笑)